第5回川に学ぶ体験活動全国大会
   阿賀川のつどいへの参加

日 時 2005年7月30日(土)〜7月31日(日)
場 所 福島県会津若松
主 催 川に学ぶ体験活動全国大会in会津実行委員会
対 象 川で様々な活動を行っている団体
参加者 (1名)宮城

☆活動内容・報告☆
 RACの川に学ぶ体験の「阿賀川のつどい」に参加(ちょっとスタッフ)およびパネル発表してきました。 プログラムとしては、ジャンルごとによる分科会、交流会、パネルディスカッション、現地の活動の発表、イカダレースなどでした。

 分科会はスタッフとして参加しました。メインであるはずの子供たちは4名しかいなかったのですが、今まで川で遊んだことはないようでした。私と女性の方で担当しました。 始めは熊本から来たへんな兄ちゃんと人見知りしていた子供たちも、川を通じて簡単に距離が縮まりました。

 平行して、大人たちを対象に安全講習や川の怖さを伝えたあと実践的なことをしていたのですが、参加者の一人が流された木にしがみ付いたまま怖くて動けなくなってしまいました。 危険はほとんどない状態でしたが、ビクテム(要救助者)が発生した感じでした。 私から見れば、そのまま木から離れて自分で泳げはよいのにという考えでしたが、現場の判断は本人はパニックになっているからバックアップでいたカヤック(カヌー)で助けることになりました。

 私たちの活動では、安全面には十分な体制をとっていますが、もし何かあったとき最善の対応ができるのだろうかと不安になりました。 これからも、講習会や資格取得などを通して、リスクマネジメントをメンバーのみんながしっかりと身につけていく必要があるなと改めて思いました。

 交流会では、地物元の料理などが振舞われ、盆踊りもありました。こうした地域交流もとてもいいものだと思いました。 川での活動をしていなければこうした出会いや交流は生まれないでしょう。

 2日目の現地の活動の発表は、パネルディスカッションと平行して行われていたので、すべては聞けませんでした。 パネルディスカッションは今回、5団体しか参加がありませんでしたが、工学部の団体(会津大学課外プロジェクトRITZ・NPO法人AABN)がITを利用して、非IT地帯における野外活動のIT化支援というものを行っているようです。 情報化社会に伴い、野外活動をITを利用して情報を発信するということは新しい着眼点だと思いました。 環境系や教育系の大学の学生が環境活動をやってるのがほとんどだと思っていたので、同じ工学系の団体が環境活動をやっていることをうれしく思いました。 まだ始めたばかりで、ネット上にはHPを出していないようなので、今後どうなるかわかりませんが向こうには連絡先を教えておいたので、連絡がこないか楽しみです。その際は相互リンクでまずは繋がりたいです。

 阿賀川のつどいの参加者の中からの参加は少なかったのですが、阿賀川の支流である日橋(にっぱし)川のイカダレースにRACの方と「川の達人号」(6名)で参加しました。 イカダレースと見た目が勝負の競技がありました。レースはいろいろとルールがあるらいく、漕ぐ道具も手作りでないといけないらしく、私たちのイカダはスコップでした(笑) 普段はカナディアンカヌーでパドルを使っているので、とても不思議な感じで大変でしたがとても楽しかったです。 四位着で結果的には、違反があって2位だったらしいのですが、特別参加ということで別枠の特別賞をいただきました。 地域で盛り上げこんないいイベントがあるのがうらやましく思えました。

報告者:宮城 誠  

@会場の様子 A歌や白虎隊の演技も見れました
D聖牛と言って、洪水時に河岸にあたる水の流れを弱めるものだそうです。 E白川ではみたことないですね。
F分科会5(参加者のほとんどが大人) G浅瀬横断のレクチャを受けてます。
H交流会(おいしそうでしょ?) I交流会(竹竿の先に、スルメやモチをつけて焼きました。なかなか暑かった(苦))
J交流会(盆踊り(4週しました)) K交流会の様子(明るいとき)
Lイカダレースの出発前のイカダ Mゴール地点(腕がとても疲れました)
N見た目、勝負の部もありどの作品もすばらしかったです。 白川でもあればいいのにな〜 O表彰で、熊本からきたことを言ったら盛り上がりました♪




☆関連リンク☆
HP名(リンク)コ メ ン ト
川に学ぶ体験活動協議会 川で活動することを通して、人間性の回復や水環境の保全についての認識を広げることを目的としています 。
阿賀川・川の達人の会 阿賀川流域(福島県会津地方)を活動の場とし、川に興味を持つ大人が集まっています。


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