昨年、福岡で行われた「子供の水辺連絡協議会」で知り合いになった
熊本県地域マイスターの長井さんの紹介で、
中山間農地への補助金直接支払い制度補助金使用用途模索の一環として各集落を周りました。
地域興しをやる場合、必要と言われるのは、「ばか者」、「若者」、「よそ者」
の3つと言われています。「ばか者」とはその地域で必死になって物事を進める人を指します。
「若者」はそのままなのですが、その地域にいる若者を指します。
「よそ者」は地元以外に住む人を指し、この人たちがとても重要な役割を果たします。
今回、私達は、「よそ者」の役割を担当し、集落内の「良い所」や「悪い所」、「危険な所」、
「貴重な所」などを写真に撮って周りました。この写真を撮るという作業は
「よそ者」にしか出来ないものです。それは、「よそ者」以外の人がやってしまうと、
何もかもが当たり前のものとして見られているため、客観的見方ができないからです。
これで撮った写真は撮影した者がその写真についてのコメントなどを添付し先方へ送りました。
この体験を通して参加者は「この手法はこれからも活用していける。」などと
今回の体験を高く評価していました。今後は更に様々な体験を積んで、
自分たちの活動がより一層活発になるようにしていきたいです。
また、近々今回の写真や体験を生かしてワークショップ形式で会議をして、
今後この地域がどうしていったらより活性化するか考えていきたいと思っています。
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