川の指導者養成講習会(資格の取得)
   〜川での活動を安全に行うために〜

日 時 20053年9月14日(土)〜15日(日)
場 所 白川わくわくランド 白川(子飼周辺)
主 催 国土交通省
参加者 (6名)谷・西川・田上・福島・西村・宮城
他参加 川に関わる人たち

☆活動内容・報告☆
 地域における自然体験活動及び環境学習活動などの支援を目的として、 地域のリーダーに川に関する基礎知識を身につけていただくため「川の指導者養成講習会」に参加しました。

 今後、このように川での活動が増えることを予想すると、安全管理というものが非常に大切な要素になってきます。 そのために、 レスキュー3 スイフトウォータ・レスキュー・ファーストレスポンダー(国際資格)を、 今後の活動のおける安全管理体制に役立てるために資格取得を行ないました。

☆レスキュー3とは…
 RESCUE 3はアメリカ・カリフォルニア州に本部を置く、緊急救助活動に関わる民間団体の名称です。 1979年にJim Segerstrom、Mike Croslin、Barry Edwards の3人によって創立されました。 この3人は、それぞれレスキュー分野に優れた能力と実績をもつメンバーで、 彼らによって創設されたことにちなんでレスキュー「3」と名付けられました。 この「3」のキーワードには、『川』と『空』と『陸』の「3つの分野」に おけるレスキュー活動という意味も合わせ持っています。

 特に、川におけるスイフトウォーター(急流)レスキュー技術は、他に類を見ないほどの完成度の高いシステムとして、 世界中の各方面より高い評価と信頼を得ています。この講習会には、創立以降1998年までの約20年の間に、 全世界で6万人以上の受講生が参加しており、各国の有資格者は、実際の遭難現場での救助活動や、 フィールドにおける安全指導・啓蒙活動の指導者として活躍しています。

ファーストレスポンダー・クラス
 川での事故に対し、個人あるいはチームが対処する場合、そこにどのような考え方が必要になり、 どのような行動をとるべきか意識できる人間を育成することを目的としているクラスです。

●実際の講習内容は、レスキュー現場で、いかにして救助者の安全性を確保すべきなのか、 そしてそのためにはどのような認識と方法論を持ち、また、どのような装備が必要なのか、 基本的なレスキュー方法を実施しながら紹介していきます。 このクラス受講の対象者は、水辺でのレスキュー活動に携わる人や、学校行事・職務、ボランティア活動、 またレジャー指導として水辺に関わる人すべてです。

●プログラムは、約4時間の机上講習と約5〜6時間の実地訓練を基本的に展開します。 また、このクラスでは地域や受講生の特性に対応し、クラス内容の一部の幅を広げることも可能です。 クラス修了者にはRESCUE3国際認定証が発行されます。
報告者:宮城 誠  


☆取得資格☆

 @川のサブリーダー(初級指導者)※RAC川に学ぶ体験学習協議会
 A自然体験活動リーダー(初級) ※CONE自然体験活動推進協議会
 Bスイフトウォーター・レスキュー・ファーストレスポンダー(河川水難救助)



☆関連リンク☆
HP名(リンク)コ メ ン ト
RESCUE3 JAPAN スイフトウォーター・レスキュートレーニングは世界15ヵ国6万人が受講している、最も権威と実績のある河川水難救助訓練システムです。
白川わくわくランド 熊本市子飼橋の近くにある白川をメインテーマとした交流施設です。一番お世話になっています。


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